気圧が原因の痛み

2017/08/28
頭痛は気圧の変化で起こる

柏市の慢性腰痛専門整体 なごみ整骨院です。

当院に、天気の悪い日に頭痛・関節痛・倦怠感が出ると訴える方は

多いです。曇りや雨の日に体調が優れない方は、結構いるのでは

ないでしょうか。

 

天気の良い日は高気圧となり、高気圧の日は身体が高い圧力を受け

るので、体の血管が収縮し、血圧が上昇することで血流が良くなり

ます。逆に天気の悪い日は低気圧となり、低気圧の日は気圧が足り

ないので、血管が拡張し、血圧が下降することで血流が悪くなり

ます。まず、これが体調の優れない要因の1つです。

 

曇りの日や雨の日には大気圧が下がる低気圧となり、その為に、

空気中の酸素が薄くなります。

登山などで高いところに上がっていくと気圧は下がっていきます。

そんな時、ポテトチップスを持っていると袋がパンパンに膨らんで

いることがありますよね。人間の体でも同じことが起きるのです。

毛細血管などが膨張します。すると頭蓋骨の圧迫がきつく

なったり、血管の収縮と拡張の差が開き頭重感、頭痛・めまいが

起こる人もいます。また低気圧が強くなると空気中の酸素量が

減るために、やる気が出ない、体がだるいなどといった症状が

起こります。

 

雨の降る前にリウマチや関節痛などの痛みが出て天気が分かる

なんて言いますよね。これも気圧の変化によるものです。何故かと

言うと、関節は靭帯だけでなく気圧でもくっついているからです。

低気圧の日は関節内の圧力が足りないので関節のはまり込みが、

不安定になるのです。そうなると、周りの筋肉を無理に緊張させて

体を支えようとするため、筋肉が過緊張することで、血行障害や

神経圧迫が起こり痛みが生じることがあります。

これからの季節、台風などが多くなります。影響を受けない

ように、身体の調子を整えましょう。